─ズレに気づく → 自分に還る → ご機嫌を自分で選ぶという道筋
「なんだかモヤモヤする」
「がんばっているのに、うまくいかない」
そんな日が続くとき、私たちは無意識のうちに“自分の軸”から少しだけズレてしまっているのかもしれません。
でも大丈夫。
その“ズレ”に気づけた瞬間から、私たちはいつでも自分の中心に戻ってこられるから。
今日は、私自身の経験をもとに、
ズレに気づく → 自分に還る → ご機嫌を自分で選ぶ
この心の道筋をお届けします。
🔸ズレに気づいた瞬間
「うまくいかないのは、誰かのせい」「環境のせい」
そう思っていた時期が、正直ありました。
でもある時──
自分が“どこ”に立っているのかに目を向けてみたんです。
・誰かの期待を優先していた
・本当の気持ちを飲み込んでいた
・「やさしさ」の仮面で自分を置き去りにしていた
それって、自分の声を無視していたってこと。
そして気づいたんです。
「このままだと、ずっと“他人の人生”を生きることになる」って。
それは、もう終わりにしよう。
そう決めたのが、私の転機でした。
🔸自分に還るということ
“本当はどうしたかった?”
“なにを感じていた?”
心にそう問いかける時間を、大切にするようになりました。
自分の声は、最初はとても小さくて聞こえない。
でも、耳を澄ませていれば、ちゃんと響いてくる。
「みんなに好かれたい」よりも、
「自分を大切にしたい」と思えるようになって、
人間関係も自然と変わり始めました。
自分と深くつながればつながるほど、
周りとも心地よく関われるようになる。
私はそれを、身をもって実感しています。
🔸ご機嫌は自分で選べる
以前の私は、
誰かの機嫌や都合に、ずっと自分の気分を左右されていました。
気づいたときには、
もう「自分のご機嫌のハンドル」を他人に預けていた。
でも──それって、
自分を雑に扱ってることと同じだったんです。
今は、自分とたくさん会話しています。
「今日、なにしたい?」
「どんなものが食べたい?」
「疲れてるよね。休もうか」
声に出さなくても、私はずっと、自分と対話している。
たとえ行きたくない予定があっても、
「めんどくさいよね」「がんばってるね」と、
自分の気持ちにちゃんと寄り添う。
おいしいものを食べる。
お風呂に好きな香りを入れてみる。
心地いい音楽に包まれる。
ご機嫌って、環境じゃなく「視点」で選べる。
私は今、自分で自分を喜ばせる日々を選んでいます。
🔸おわりに
心のズレに気づけたとき、
私たちはようやく“自分の人生のハンドル”を取り戻せます。
外に答えを探すのではなく、
自分の声に耳を澄ませること。
それこそが、
「自分のご機嫌は、自分でつくれる」
という最初の一歩になるのかもしれません。