先日の記事で、
「他人だと思っている存在は、すべて自分自身」という視点についてお伝えしました。
👉 関連記事:他人と思っているのは全て自分🪞
今回はその視点をもう一歩深めて、
現実に起きる出来事もまた、自分自身との対話である
というテーマで綴ってみたいと思います。
☁️ 出来事はすべて、自分のこころを映している
「どうして、こんなことが起きるの?」
そんなふうに感じたとき。
わたしたちは、外の状況や他人に答えを探してしまいがちですが、
その出来事は実は──
「自分が今、どんな状態か」を映す鏡のようなものかもしれません。
🔄 気づいていなかった“自分”に出会うとき
たとえば、急に予定が崩れる。
ミスをしたわけでもないのに、誤解される。
なぜか同じような出来事が繰り返される。
そんなとき、ちょっと立ち止まって、問いかけてみるんです。
「いま、私はどんな気持ちでいたんだろう?」
「何か見ないふりをしていることはないかな?」
すると、ふと心の奥に眠っていた感情──
不安・焦り・無価値感・怒り・我慢──が顔を出してくることがあります。
そしてそれこそが、**現実を通して自分が伝えようとしていた“声”**なのかもしれません。
🪞 出来事は「もう無理して生きなくていいよ」の合図かもしれない
現実は、ときに厳しく見えることがあります。
でも、本当はいつもやさしさの中にあります。
大きなトラブルや、心を揺さぶられる出来事でさえ──
「もう本当の気持ちに気づいて」
「そのままじゃ苦しいよ」
というサインであることもあるんです。
だからこそ、
**「出来事=悪いこと」ではなく、「出来事=気づきの入り口」**という視点を持つと、
すこしだけ心が軽くなります。
🕯️ おわりに
すべての出来事は、
“自分に戻るためのきっかけ”として起きている。
そう思えるようになると、
「なぜこんなことが…」と感じた瞬間が、
「気づいてくれてありがとう」というサインに変わっていきます。
出来事は、自分の心が届けるメッセージ。
自分とつながることで、現実はいつでも、やさしく変わり始めます。