いまさら聞けない「手放す」の本当の意味|② 内側と外側の違い

🔸「手放す」の正体

「手放します」と宣言しても、なぜか心も現実も変わらない。

その原因は、「外側に原因がある」と思い込んでいることにあります。

私たちはつい「相手がこうしたから」「出来事がこうだったから」と外側に意味を置いてしまいます。

でも本当の正体は、外ではなく 自分の内側の思考や認識 にあるのです。


🔸 他人軸と自分軸のちがい

  • 他人軸
    「相手が冷たい態度を取ったから、私は嫌な気分になった」

    👉 外側に原因を置く → 被害者意識を強め、振り回される

  • 自分軸
    「私が“冷たい態度を取られた”と認識したから、嫌な気分になった」

    👉 内側に原因を見出す → 主導権を取り戻せる

同じ「嫌な気分」でも、意味は大きく変わります。
他人軸は無力感を広げ、自分軸は自由を広げます。


🔸 勘違いで繰り返すパターン

「なるほど!手放しは内側にあるんだ」と理解したつもりで ─「じゃあ自分でやってみます」という方も多いです。

でも、長年使ってきた思考のクセは“洗脳レベル”で、自分が思う以上に深く根強いもの。

自分ひとりではなかなか気づけず、気づけば同じ現実をリピートしてしまいます。


🔸 環境の大切さ

だからこそ、”環境”が必要なんです。

『努力は環境に勝てない』という言葉もあるほど、頑張る以上に大切なのは、その環境。

安心して気づきを得られる環境に身を置くことで、
自分では捉えられない「無意識のクセ」に気づくようになっていきます。

自己流で続けると、どうしても「やってるつもり」で止まってしまいがち。

”自分の目的を手に入れるために最善な環境”に身を置くことが、手放しを本当に進める大きな助けになります🪽


🔸 まとめ

  • 外側ではなく、内側が原因
  • 他人軸は被害者意識、自分軸は自由
  • 自己流では同じ現実を繰り返す
  • 環境に身を置くことが「勘違いのループ」から抜ける鍵🔑

👉 次回は 「③ 実践と統合のコツ」 をテーマに、手放しを現実に活かす方法を見ていきます。

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