わたしを見失わないために

情報があふれる時代、外ばかりを見ていると、
自分の声が小さくなっていく。

気づけば、わたしは外の世界ばかりを見ていた。
誰かの正解、誰かの評価、誰かのスピード──
それに追いつこうと、どこか焦っていたのかもしれない。

そんなときこそ、内なる静けさに耳をすませよう。

でも、本当に大切なものは
静かな場所でしか見つからない。

風の音や、自分の鼓動に耳をすませて、
「いま、どうしたい?」と問いかけてみる。

その瞬間、
わたしの中にしかない“羅針盤”が、
そっと未来を指し示してくれる。

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