お盆の季節になると、亡くなった母の存在をこれまで以上に近くに感じます💐
生きていた頃はとても遠くに見えていた背中が、今は見えない距離からやさしく寄り添ってくれている。
─そんな感覚💞
母との関係を振り返る中で見えてきた、亡くなってから深まった絆について綴ります🤝
🔸お盆が運んでくる、母の記憶
お盆の季節になると、街のあちこちに提灯や花が並び、どこか懐かしい空気が流れる。
すでに両親が他界している私は、この時期になると特に、両親(特に母)とのエピソードをたくさん思い出す。
生前は、正直言って“近い存在”というよりも、“いつも忙しく動き回る背中を遠くから見ていた”ので、”とにかく忙しい人”という印象が強かった。
🔸生前は遠くに感じていた母
母はバリバリの仕事人間で、家にいる時間は少なく、私にとって「一緒に過ごす時間」や「変わらずそこにいてくれる安心感」を感じられる機会は多くなかった…
もちろん愛されていたのはわかっていたけれど、子どもの私の心は、それを十分に受け取れないまま大人になっていった💔
愛情を求める分だけ反発し、素直になれないまま、ねじれて、絡まって、ぎくしゃくして… 親子関係をこじらせた期間も長かった。
🔸亡くなってから近くなった存在感❤️🔥
─けれど、不思議なことに。
母が生きていた頃より、亡くなってからのほうが、その存在を近くに感じるようになった。
生活の中の何気ない瞬間、心が揺れたとき、ふと浮かぶ母の声や表情。ふわっとあたたかな風が吹いて”ここにいる”ということを伝えてくる🍃
それは、以前よりもずっと温かく、やわらかく、静かに私を包み込んでくれる💞
会話こそできないけれど、「ちゃんと見ているよ」「それでいいよ」と、そっと背中を押してくれている感覚がある✨
🔸見えないけれど、確かにそばにいる
もしかしたら、生きていた頃は、お互いに余裕がなかったのかもしれない。
だいぶ大人になったわたしにも、
今ならわかることがたくさんある。
距離があるままの親子関係だったけれど、いまはその距離を超えて、今は、心の深いところで繋がっている💞
物理的な存在がなくなって初めて、見えないけれど確かな“そばにいる”というあたたかな感覚を知った❤️🔥
”親の愛”ってやっぱりすごい…🥹
🔸お盆がくれる再確認の時間⏳
お盆は、ただ亡くなった人を思い出す日ではなく、
「今の自分と、その人との関係をもう一度見つめ直せる時間」なのかもしれない💐
両親が光に還ってから 今年で5年目🪽
母と過ごした時間よりも、母がいなくなってから育まれた時間のほうが、私の中でやさしく、静かに広がっている─🕊️🫧💖
そんなことを、今年もまた感じている🕯️✨